陸上世界選手権(世界陸上、東京・国立競技場)で〝疑惑の判定〟と大きな脚光を浴びた男子3000メートル障害日本代表の三浦龍司(SUBARU)が、問題の場面について言及した。

 決勝の最後の直線で三浦はメダル圏内にいたが、最終障害を越えた際にセレム(ケニア)に後ろから押されてバランスを崩し、さらにその後もセレムが三浦の手を引っ張るような格好となって大きくバランスを崩され、8位に終わった。一方のセレムは三浦を逆転して銅メダルに輝いた。

 まさかの暴挙にセレムの失格も予想されたが、日本陸連の抗議の結果は却下。不可解裁定として波紋を広げた。

 三浦は21日に放送されたTBS系「サンデージャポン」に出演。番組内で問題のレースを振り返った際に「接触がなければメダルが獲れていた?」と問われると、「いや~長距離走はやっぱりオープンレーンでレーンは決められていないので、接触のリスクというのはどうしてもついてくる。それがレースの醍醐味というか、見どころの一つでもあるのかなと思う」と語った。

 判定への不満を口にしない潔い姿に、スタジオからは「それが言えるのがすごい」との声が上がっていた。