ノアのシングルリーグ戦「Nー1 VICTORY」Aブロック最終公式戦(21日、栃木・ライトキューブ宇都宮)で、GHCヘビー級王者のKENTA(44)が遠藤哲哉(34)に完敗。屈辱のリーグ戦での敗退となった。
序盤、KENTAはロープに宙づりにした遠藤の後頭部にヒザを叩き込み、フェースロックや胴絞めで悶絶させるなどペースをつかむことに成功。ジワジワと攻めてスタミナを奪いにかかった。
その後、遠藤からも飛び技などで反撃を受けたが、プランチャをヒザ蹴りで迎撃するなどペースを譲らない。さらに張り手でヒザをつかせてからブサイクへのヒザ蹴りを決めるなどKO寸前まで追い込んだ。そして終盤にはgo 2 sleepでトドメを狙ったが、担いだところで体勢を入れ替えられてリバースフランケンシュタイナーで叩きつけられる。さらにヒザ蹴りから変型シューティングスタープレスとつないで完ぺきな3カウントを奪われてしまった。
屈辱のリーグ戦敗退にKENTAは「クソ…。負けて最後、終わるのはやっぱ気分悪いね」と唇をかむ。続いてリーグ戦を「今回ね、丸め込みが多かったから『チャンピオンらしくない』って言われることもあったかもしれないけど、俺はリーグ戦は勝つこと前提でいってるから。リーグ戦と普通の試合じゃ戦い方が違うのは当たり前で」と振り返る。「その中で勝ちもあれば負けもあって。でもいいじゃん。ここからなんか新しいの生まれそうじゃん。それでいいよ。負けたヤツ片っ端からやってやるよ」と前を見すえた。
一方で地方巡業には手応えがあったとして「でも何よりもね、久々、地方の方たちに会いに行ったりして。〝地方〟っていうのもなんか言い方失礼か…。〝ド田舎〟の方に会いに行ったりして、そこでもたくさんの田舎者の方たちが合いに来てくれてね。プロレスリング・ノアも、もっと力を付けて行ってないところにドンドン行けるように、一戦一戦、積み重ねていきたいと思うし。会いに行く日を楽しみにしていてほしいなと思います」と話した。
また、最終戦で一矢報いて勝ち点8でリーグ戦を終えた遠藤は「最後、GHCヘビーの王者KENTAに勝って有終の美を飾ることができました…じゃないんだよね」とため息だ。タイトルにまたも届かなかったことに「ブロック通過もしてないし。ノアに来てベルトはちょっとは取ったけど一番上のGHCヘビー級は取ってないし。もうすぐ1年たつけど、俺自身結果を残したとは言い難い」と悔しさをあらわにする。
それでも闘志は変わらず「だから、この場でいうぞ。来年のN―1のひと枠を俺に寄こせ。来年こそN―1制覇してやる。それだけ。何を言いたいかっていうと、ショートスリーパーの俺が昨日7時間寝て、バスでも2時間寝たから倒せたっていうこと。それだけ」と締めくくった。












