ノアのシングルリーグ戦「N-1 VICTORY」Aブロック最終公式戦(21日、栃木・ライトキューブ宇都宮)で、黒いユニット「TEAM 2000 X」の〝チェアマン〟ことマサ北宮(36)が〝野獣〟こと藤田和之(54)に勝ち、優勝決定戦(23日、東京・後楽園ホール)に駒を進めた。

 ここまで勝ち点8で首位タイの北宮は、この日もふてぶてしい表情でセコンドを蹴散らしながら入場。同じく勝ち点8の野獣と開始早々エルボーを打ち合うなど、序盤からド迫力の肉弾戦を展開した。だが、中盤に監獄固めから足4の字固めで捕獲され、ダメージを負ってしまう。

 それでもなんとかロープをつかんで脱出。さらにビーストボムを狙われたが、踏ん張って返すと「こうやるんだ!」と言いながら監獄固めでやり返した。その後もラリアートを打ち合って観客をわかせると、場外戦に持ち込むことに成功。ここでセコンドがレフェリーの目をひいている間にパイプイスでぶん殴り、パイルドライバーで突き刺した。

 リングに戻ると、ラリアート、パイルドライバーで追撃。さらにダイビングセントーンからストラングルホールドγにつなぎ、レフェリーストップで勝利した。

 試合後は横たわる藤田の顔面を踏みつけて「ガーッハッハ!」と高笑いだ。その後、北宮は「藤田。もろいな、君は。残念だったな。N-1にも残れず、このチェアマン・マサ北宮にも敗れ、散々だったな。まだまだ、精進が足らないよ」とさげすむ。さらに「ここで1つ言っておくぞ。野獣に勝ったからチェアマンが決勝進出だ。これは選手会長命令での決定事項。アイム・ザ・チェアマン!」と、メインで行われたKENTAの試合結果を待つことなく勝手に宣言。

 そしてチェアマンの言葉通り、KENTAが遠藤哲哉に敗れ、優勝決定戦への進出が決まった。