女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・林下詩美(27)が、10月13日の東京・後楽園ホール大会で同団体を退団するMIRAI(25)へエールを送った。
シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」覇者の青野未来から挑戦表明を受けた詩美は、10月26日両国国技館大会でのV5戦で迎え撃つことが決定。20日の新木場大会ではMIRAIと組み、青野&桜井麻衣と対戦した。
王座戦決定後初めての前哨戦となった2人は、ラリアートを打ち合い一進一退の攻防を展開。両軍とも一歩も譲らない意地の張り合いは、15分時間切れ引き分けに終わった。
この試合後MIRAIが退団することを表明。目に涙を浮かべた詩美は、MIRAIを抱きしめ健闘を称え合った。バックステージでは「私はやっぱり、青野未来とぶつかり合うことがすごく好きなんだなと思いました。残り1か月間惜しみなくぶつかり合って存分に楽しんだ上で、しっかり私がこのベルトを守り抜きたいと思います」と王座防衛を誓った。
そしてMIRAIの顔をのぞきこむと「前向きな退団なので、悲しみすぎてもMIRAIが困るだろうから。私は『頑張れよ』で今日のところは済ませたいと思います」と背中を押した。大会後取材に応じた詩美は「MIRAIは団体の主力選手でいつも明るくキラキラした存在。寂しい気持ちが大きいです」と思いを明かした。
5月にはワールド王座V3戦で激闘を繰り広げたライバルが団体を去ることに詩美は「あの時MIRAIは『この試合に負けたらどん底の2年目になる』ってネガティブなことを言ってたから、もしかしたらあの時から退団することもどこかで考えていてたのかなと今になって思う…。でも試合をして、MIRAIの輝きは消えないと確信したから、どこにいても光っていけると思います。MIRAIの不在は団体にとって大きな打撃になってしまうけど、私がエースとして穴を感じさせないように引っ張って行きたい」と気合を入れ直した。
また、ロッシー小川代表は何度も話し合いを行った結果本人の意思を尊重することになったと説明した上で「本人の意思を止めることはできないし、来るものもあれば去るものもあると思う。残念ではありますけど、本人が選んだ道だから、自分で答えをつくればいい。いい形で送り出したい」と語った。












