パ首位のソフトバンクは15日のオリックス戦(京セラ)に5―0の快勝を収め、同一カード3連勝を飾った。2位・日本ハムも勝ったため2・5ゲーム差は変わらず、優勝へのマジックナンバーは1つ減って「11」。下降気味で大阪の地に入ってきた鷹が元気を取り戻し、再びVロードを力強く歩み始めた。
打線が13安打と活発だった。3回は柳町が2戦連続の決勝打となる先制打を放つと、さらに中村の2点適時二塁打で効果的に加点。5回は柳町の犠飛、6回は打撃好調の海野の適時打でリードを広げた。投げては先発の大津が6回無失点の快投。3試合18イニング連続無失点を継続して5勝目を挙げた。攻撃陣が理想的に先制点を奪って中押し、ダメ押し。投手陣は貫禄の零封リレーで盤石の試合運びだった。
カード初戦は相手の拙攻、拙守にも助けられて逆転勝ちを収め、2戦目は中盤に打者一巡の猛攻で試合をひっくり返しての1点差勝利。この日は投打がかみ合っての快勝と〝三戦三様〟で相性の良さが際立ったカードだった。
これで今季のオリックス戦は、後半戦に入って負けなしの8連勝で通算15勝3敗2分けの貯金12。ホークス以外で負け越し球団がないオリックスから白星量産が続いている。ただ、チーム内の反応は「たまたま」「毎年どこかしら相性の良しあしはあるもの」ともっぱら。相性の良さを意識するどころか「プロ野球には奇妙な相性や反動がある。パッタリと止まってそこから勝てなくなることもある。その逆もしかり」と、うまくいきすぎている現状に警戒感を強める声さえある。
レギュラーシーズンはあと14試合で、そのうち5試合がオリックス戦。日本ハムとのシ烈な優勝争いの中で、落とせない試合はこの先も続く。抜かりなく脇を締めて、このまま〝お得意さま〟を眠らせ続けたい。












