日本ハムは14日、西武(エスコン)と対戦し4―3で逃げ切り勝ち。連勝で2年連続となるクライマックスシリーズ(CS)進出が確定した。

 初回に先頭・水谷の中越え二塁打を皮切りに無死満塁とすると郡司の中犠飛で先制。続く清宮も中犠飛で2点目を挙げた。

 2点リードの2回には石井が2試合連発となる6号ソロで加点。6回にはこの日4番に入った郡司の8号ソロで追加点を挙げ西武を突き放した。

 投げては先発・福島が立ち上がりから力のある直球と変化球で相手打線を圧倒。5回まで2安打無失点の好投を見せた。

 だが、6回先頭の西川に右翼へ9号ソロを運ばれると、疲れが見え始めた7回無死一塁ではセデーニョに左中間への特大4号2ランを被弾。1点差に詰め寄られた。

 それでも福島は後続を抑え7回108球を投げ7安打3失点で今季4勝目。8回からは田中、斎藤が西武打線に得点を許さず1点差を守り切った。

 それでも試合後の新庄剛志監督(53)は試合終盤まで投げ切れなかった福島について「毎回完投させよう、完投させようって(マウンドに)行かせるんですけど、6、7、8回でいつも(相手打線に)つかまるので」と厳しい表情。「あそこを何とか踏ん張ってくれたらさらにいい投手になっていくと思うんですけど。もったいないね」と白星を挙げながらも7回降板を強いられた福島に苦言を呈した。

 ただ、このところ不安定さを露呈していた救援陣がこの日は完璧な投球を披露。特に9回にマウンドに上がった斎藤は気迫ある投球で相手を三者凡退に抑え守護神の役割をこなした。これには指揮官も「(昨年の)ファンフェスの時に『抑えは斎藤君で』って言って。ちょっと遅いんですけど」と苦笑い。それでも「これが何試合か続いていけば安心感も出てくると思うので。思い切って送り出せるピッチャーになる。もう少しですね」と守護神への期待をにじませた。

 この日の勝利で最低限の目標だったCS進出が決まったが、新庄監督は「そこじゃないよね、そこじゃない」と二度繰り返しこう続けた。

「今は一戦一戦戦って、北海道のファン、全国のファイターズファンのみんなの生活が「今日ファイターズどうなった』っていう風に変わってくれてると思うから。勝って勝って、もっとパ・リーグを盛り上げて。負けると(首位との差が)広がってしまうから」

 最後までリーグ優勝に向けチーム一丸で戦い抜く決意を力強く誓っていた。