天才スキップを五輪の舞台へ――。カーリングの2026年ミラノ・コルティナ五輪最終予選日本代表決定戦2日目(12日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、女子1次リーグ最終戦は、フォルティウスがロコ・ソラーレ(LS)に7―6、SC軽井沢クラブにも5―3で勝利。通算成績を2勝2敗とし、13日のタイブレークでLSとの一戦に挑む。
負ければ五輪への道が閉ざされる一戦で、フォルティウスが意地を見せた。11日はまさかの連敗スタートだったが、この日はきっちり2連勝。スキップ・吉村紗也香(33)は「しっかり勝ててホッとしている。勝つんだという気持ちを持ってプレーした」と振り返った。
フォルティウスのメンバーは、近江谷杏菜、小野寺佳歩が過去に五輪を経験。一方の吉村は常呂高時代から過去4度五輪出場を目指すも、あと一歩のところで及ばなかった。結婚、出産を経て5度目の挑戦を続ける吉村の覚悟はチームメートにも届いており、小野寺は「吉村紗也香を絶対に五輪へ連れて行きたい。本当にすばらしい選手なので、絶対一緒に行きたい」と力強く語った。
五輪の切符を勝ち取るには今大会のタイブレーク、決勝を制した上で、世界最終予選(12月、カナダ)において上位2チームに入る必要がある。吉村は「チームの強い思いだったり、4年前と比べてメンタルの部分でもタフになっている」。頼れる仲間とともに、重い扉をこじ開けることはできるか。












