女子プロレス「マリーゴールド」のシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」ドリームリーグ公式戦(2日、新宿フェイス)で行われた前スーパーフライ級王者・ビクトリア弓月(20)と瀬戸レア(24)の因縁対決は、15分時間切れドローに終わった。

 レアは7月の新木場大会で、同期の弓月をパイプ椅子で殴りつけて闇落ち。極悪ユニット「ダークネス・レボリューション(DR)」に加入した。遺恨が残る2人は4月の新木場大会で行われたスーパーフライ級王座戦(王者・弓月)以来約5か月ぶりに対戦した。

 試合が始まると序盤から白熱。場外でもみ合った末、弓月が南側テーブルからプランチャを発射すると、レアもエプロンからプランチャで対抗する。リングに戻ると、弓月は右脚に徹底的な集中攻撃を浴びせられてしまう。だが、負けじとクロスフェースロックでレアを絞り上げ、意地を見せる。

瀬戸レア(右)のかんぬきスープレックスで、危機一髪だったビクトリア弓月
瀬戸レア(右)のかんぬきスープレックスで、危機一髪だったビクトリア弓月

 残り試合時間が3分を切っても両者の勢いは止まらず。残り30秒のコールが鳴る中、レアからかんぬきスープレックスを決められるが、カウントは2。最後も右ヒザを攻め続けられたが、ギブアップは許さず、試合終了が告げられた。

 試合後、脚を引きずりながらバックステージに現れた弓月は「脚がヤバい…でも、これは負けたわけじゃないし、それでも1点取った。まだ優勝決定戦に行けるチャンスはあると思ってます。次は(岩谷)麻優さんからしっかり勝つ。私が後楽園のリングで優勝する姿見届けてください」と呼びかけた。

 一方、またも大号泣のレアは「このリーグ戦でビクトリア弓月には特に絶対に勝ちたかった。今日このリーグ戦で勝たなきゃ意味がなかった。まだまだ成長が足りてないと思うので、次、弓月とシングルをやる時は自分が閂で決めてやります」とリベンジを誓った。

 大会終了時点で同リーグは公式戦1戦を残して4勝1敗1分けで勝ち点9の林下詩美、ビクトリア弓月が首位に並んだ。残り2戦を残して勝ち点7の岩谷麻優が追いかける状況だ。若き戦士が優勝決定戦(14日、後楽園ホール)に駒を進めることはできるのか…期待が高まる。