阪神・森下翔太外野手(25)が31日の巨人戦(甲子園)で決勝打となる適時三塁打を含む4打数3安打、2打点の大活躍。攻守で5―4の勝利に貢献した。チームの優勝マジックは「7」に減少。最短で5日の広島戦(甲子園)で胴上げとなるが「もちろん、甲子園で多くのファンの前で決めたい」とXデーに向けて意気込みを示した。
2点を追う7回だった。巨人の3番手・中川から先頭・小野寺が中前打で出塁したものの、坂本、代打・中川が連続三振。流れが途切れたかに見えたが、近本が39打席ぶりの安打となる左線二塁打で二死二、三塁とチャンスを拡大。ここで中野が中堅へ同点となる2点適時打二塁打を放つと、甲子園のボルテージが急上昇した中で森下に打順が回ってきた。
1、2球目はインハイに外れる直球で2ボール。3球目に外角低めのフォークを見逃してストライクとなり、森下の脳裏には過去のデータが浮かび上がってきた。「過去の対戦でもインコースを攻められていた。フォークを含め(投球を)見極められていた」と狙い球がクリアになった。
6球目のフォークを見逃してフルカウント。その直後の7球目だった。内角直球を迷わず振り切り「ちょっと差し込まれてましたけど」と言いながらも左翼手・若林の頭上を襲う決勝適時三塁打。続く佐藤輝は右翼へエンタイトルの適時二塁打を放ち、2点のリードを奪った。
3回の第2打席では一死一、二塁から先制となる左前適時打を横川に浴びせた。これが森下にとってはシーズンキャリアハイの74打点目となった。守備でも1点リードの7回一死一、三塁の場面、代打・大城卓の右中間への打球を素早く処理して中継の中野に転送。中野から捕手・坂本へ渡り、一走・中山の生還を阻止した。巨人がリクエストを要求するも、判定は覆らずにアウト。森下は守りでもチームを盛り立てた。
入団3年目で2度目のリーグ優勝のチャンスに巡り合う強運の男。V目前にいよいよ勢いづいてきた。












