WWEの女子インターコンチネンタル王者ベッキー・リンチが、7月22日に76歳で死去した〝ヘビーメタルの帝王〟オジー・オズボーンさんに関する発言をして波紋を呼んでいる。

 伝説のメタルバンド「ブラック・サバス」のフロントマンだったオジーさんは、英国・バーミンガムの出身。ABEMAにて放送された25日(日本時間26日)のロウは、オジーさんの故郷で開催された。リングに上がったベッキーは、抗争するニッキー・ベラとの舌戦の中で、ニッキーとのタイトル戦はPLE「クラッシュ・イン・パリ」(31日=日本時間9月1日、フランス)で行うと宣言した。

 さらにバーミンガムで試合をしない理由として、オジーさんについて言及。「この街の誇りは先月死んだ。オジー・オズボーンはセンスあるからロサンゼルスに住んでたけどね。バーミンガムに住んだら、私も死んじゃうわ」と言ってのけた。地元バーミンガムの観衆は驚きの声を上げて、ベッキーに激しいブーイングを浴びせた。この発言には、何と〝プリンス・オブ・ダークネス〟の遺族も怒りの声明。オジーさんのまな娘で、父とのデュエット曲「Changes」のヒットで知られる、英人気タレントのケリー・オズボーンがインスタグラムのストーリーにこう投稿した。

「ベッキーリンチ、あんたは失礼極まりないクズヤローだ! バーミンガムは、あんたが火事になっても、小便すらかけやしないよ。WWEは私の父と父の故郷についてそんなことを言わせるなんて、恥を知れ!!!」。このポストは「ピープル」「USAトゥデー」など複数の米メディアでも「テレビタレントがベッキー・リンチを名指しで非難」と、取り上げられた。

 一方でオジーさんはWWEと長期にわたって協力関係を築き、2021年にはWWE殿堂入りを果たしている。ケリーの母シャロンも夫とともにロウに出演したこともあったのだが…。〝闇の王子〟が亡くなってから、まだ1か月余りしかたっていない。米ニュースサイト「TMZスポーツ」は「言うまでもなく…観客は発言を許さず、オズボーン家も同様だ」と伝えている。