〝逆境〟を乗り越えた――。バレーボール世界選手権4日目(25日、タイ・バンコク)、世界ランキング4位の日本は同17位のウクライナと対戦し、3―2で逆転勝ち。開幕2連勝で決勝トーナメント進出に大きく前進した。

 土壇場で意地を見せた。第1セットを25―27で落とすと、第2セットも20―25で奪われる苦しい展開。それでも第3、4セットを取り返し、勝負の第5セットは序盤こそリードを許したが、中盤に突き放して15―11で制して勝負あり。主将の石川真佑(ノバラ)は「フルセットになったけど、まずは勝つことができて良かった」と振り返った。

 この日の石川はチームトップの29得点をマークした。嫌な流れでの試合だったが「切り替えて、3、4セット目を取ることができたのは良かった」と安堵の表情。主将の意地を見せたものの、次戦・セルビアとの一戦に向けて「いい場面もあったけど、初戦よりはよかったけど、もっとできることはある。もう1回リセットして、セルビア戦にいい入りができるようにしたい」と気を引き締めた。

 今大会の目標は2010年大会以来、15年ぶりのメダル獲得だ。「もっと質の高いバレーしていくことと、全員で戦いに行くことが大事になる」と大一番を通じて、チーム力の向上に磨きをかけていく。