東京女子プロレス23日の後楽園大会で、夏のシングル・トーナメント「第12回東京プリンセスカップ」決勝が行われ、渡辺未詩(25)が遠藤有栖(27)を下し、悲願の初優勝に成功した。
らく、風城ハル、中島翔子を撃破して駒を進めた渡辺は、決勝で遠藤と対峙。試合は共にゆずらぬ大熱戦となったが、キャメルクラッチで絞られるも強引に立ち上がって抱えるとそのまま首を持ちジャイアントスイングのように10周ぶん回すなど、持ち前のパワーで徐々にペースをつかむ。その後も一進一退の攻防で会場を熱狂させたが、最後はティアドロップでマットに叩き落として3カウントを奪った。
試合後、トロフィーを抱えて優勝の喜びをかみしめる渡辺に惜しみない「未詩」コールが注がれる。そしてマイクを持つと「優勝しました。トーナメント決勝戦3年前のあの夏以来、この場で勝つことができました!」と歓喜だ。さらに「決勝戦の相手が有栖で良かったって、心の底から思っています。有栖はいつだってキラキラしていて、ずっと強くて一緒にいっぱい同じ気持ちになるタイミングも多い。大切な人です」と話すと、プリンセス・オブ・プリンセス王者の瑞希を呼び出す。
これに応じた瑞希に「そのベルトに挑戦させてください」と堂々の挑戦を表明。1月に瑞希に同王座を奪われている渡辺は「この夏、一番プリンセスなのは私で。きっと、その私が持ってた時よりも高まっているベルトの価値をきっと追い越せると思っています」と宣戦布告だ。これに瑞希からも「どっちがこのベルトにふさわしいプリンセスなのか、9月20日に大田区総合体育館でこのベルトをかけて戦いましょう」と受諾された。
これで王座挑戦が決まった渡辺は観客に「後楽園ホールの皆さん、未詩ってプリンセスだよね!? そんなプリンセスの私が大田区総合体育館返り咲けるように頑張るので、皆さんは大田区総合体育館に白馬に乗ってきてください」と呼びかける。一気に返り咲きなるか、それとも――。












