第107回全国高校野球選手権大会第10日(15日)第3試合で佐賀北が明豊(大分)に1―6で敗れた。2007年優勝の〝がばい旋風〟再現はならず、145球を投げたエース稲富(3年)が泣き崩れた。

「自分たちらしく甲子園で野球ができた。応援してくれてうれしかった。甲子園は最高の場所だった。全員野球を楽しもうって言ってました。明豊さんはさすが。これから頑張ってほしい」と声をふり絞った。

 5回に3本の長短打を浴びて3失点すると、6回にもミスがからんで失点。終盤も明豊打線の猛攻を止められなかった。打線は明豊の継投の前に同じ11安打しながらも決定打を欠き、1点止まり。31歳の本村監督は「チャンスはお互い同じくらいあった。あと1本が出なかったのがウチと明豊さんの違いだったと思う。ベンチに入っていた1、2年生もいるので、もう1回、やりたい野球をやってもう1勝、なんとか飾れるようにしたい」と再起を誓った。