巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)が3―4で敗れた13日の中日戦(東京ドーム)後、5回3失点(自責0)でまたもや勝ち星が付かなかった先発の田中将大投手(36)について言及した。

 田中将は初回に3点の援護をもらうと、粘り強い投球で4回まで無失点投球。日米通算199勝目となる今季2勝目の権利をかけて上がった5回のマウンドでは、一死一塁から門脇の適時失策で1点を失うと、その後上林、ボスラーとそれぞれ適時打を浴びて試合は振り出しに戻った。

 結局右腕はこの回限りで降板となり、勝利はまたもやお預けとなった。

 杉内コーチは「粘って投げていましたけどね…。『何とか勝ちを』と思って、ですからね。勝つのは難しいですね」と歯がゆい胸の内を告白。田中将自身は「今日はゲームを通していい守りに本当に助けられていたんで、あそこで1点失った後になんとか抑えてカバーしたかった思いが強かった。後続の投手に負担をかけてしまい本当に申し訳ない気持ちですね」と謝罪していたが、同コーチは「それはもちろん何歳になっても一緒ですね、投手は。あそこでカバーできる投手だと思うし」と肩を持った。

 次回登板の予定については14日の休養日明けに阿部監督と相談して決めるとのこと。日米通算200勝目前で足踏みが続いているが「どうしても200勝ありきだと考えるとダメですね。チームが勝つのは大前提なので、ウチは。その中で勝ちをもぎ取ってほしいなと思いますから」と複雑な心境を吐露すると「僕は今いる投手で特別扱いしている人はいないですし。ただ特別な感情はマー君に対してありますからね。何としても勝ってもらいたいなという気持ちはもちろんあります」と個人としても思いもこぼした。