新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」13日浜松大会のBブロック最終公式戦で、YOSHI―HASHI(43)がIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.(37)に5敗目を喫し無念の終戦となった。

 昨年大会に出場できなかったYOSHI―HASHIは今年、チェーズ・オーエンズとの出場者決定戦を制してG1の舞台に帰ってきた。開幕から4連勝と快進撃を続けたが、その後は4連敗と急失速。ブロック突破のためには勝利が絶対条件の中で、団体最高峰王者にして前年度覇者のザックと激突した。

 一進一退の攻防が続くなか、YOSHI―HASHIは右ヒジ負傷により無念のG1欠場となった「毘沙門」のタッグパートナー・後藤洋央紀のポーズを決めてからトラースキック、KUMAGOROSHIを発射。その後のGTRは回避されるも牛殺しを決めるなど、6月名古屋大会でザックにIWGP世界王座を奪われた後藤の魂も背負ったファイトを見せた。

 しかしスワントーンボムをカウント2で返されると、カルマは行けずにスリーパーホールドに捕獲される。飛び付き式腕十字固めで反撃を試みたが、グラウンドはやはりザックの土俵だった。三角締めで切り返されるとそのまま関節技地獄に引きずり込まれ、最後はクラーキーキャットで無念のギブアップとなった。

 かすかに残っていたブロック突破の可能性を打ち砕かれたYOSHI―HASHIは「最後、アイツから勝ちを収めたらタイトルマッチの道がひらけた。でも負けは負けだ。ギブアップって言ったよ、俺の負けだ。認めるよ」と無念の表情。「でもアイツに試合後に『このままくたばらねえからな』って言ったよ。俺はこのままじゃ終わらねえからな。まだまだ俺は諦めねえからな」と、IWGP世界王座初挑戦へ出直しを誓っていた。

 一方のザックは両ブロック通じて唯一の7勝目。Bブロック首位突破で準決勝(16日、有明アリーナ)進出を決め、史上5人目の連覇へ前進した。