新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」13日浜松大会のBブロック最終公式戦で、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(27)から6勝目を挙げ、同ブロック3位での突破を決めた。
H.O.Tの〝悪の包囲網〟を突破した。入場時にいきなりドン・ファレ、ディック東郷に襲撃を受けた竹下は、その後も苦しい戦いを強いられた。レフェリーと交錯してしまったスキにセコンド介入を許すと、東郷のスポイラーチョーカーに捕らえられる。
「ドン・キャリス・ファミリー」で共闘するロッキー・ロメロの助太刀から、ノータッチトペ・コンヒーロを放ってファレと東郷を退場させた竹下だったが、一難去ってまた一難…。成田に強烈なワガママをさく裂させると、今度はH.O.Tの金丸義信が乱入し場外からレフェリーのカウントを妨害されてしまった。
またも数的不利の竹下は金丸のウイスキーボトルで左ヒザを殴打され、成田のクロス式膝十字固めに捕獲され窮地に。それでも執念でロープに逃れ、ダブルクロスもカウント2で返すと、何と地獄の断頭台をキャッチしてラストライドで形勢逆転に成功する。最後は金丸のウイスキーミストを誤爆させてからのPlus Ultra(変型チキンウイングフェースロック)で成田を失神に追い込み、レフェリーストップ勝利をもぎ取った。
Bブロックはすでに7勝2敗のIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.が首位通過で準決勝(16日、有明)進出を決めていた。竹下は6勝3敗の勝ち点12で海野翔太と並んだが、直接対決で敗れているため3位での突破が決定。14日後楽園大会の決勝トーナメント進出決定戦でAブロック2位のデビッド・フィンレーと激突する。
試合後のリング上では「去年もここまでは来た。お前らの中には俺を認めたくないヤツもいるはずだ。でもな、俺は強さでしか存在意義を示せねえんだよ。だから俺は、前しか見ねえ。強くあり続ける。俺と一緒について来い。必ずお前たちにも最高の景色を見せてやる。G1取るぞ! それが俺からのメッセージだ。フロム・ジ・アルファ!」と高らかに宣言した。初出場となった昨年大会では優勝決定トーナメント・ファーストステージで敗退。「ここからだ。G1クライマックス、ここからやから。去年でそれを分かってるから。絶対行くよ」と腕をぶした竹下が、今年こそ頂点をつかみ取る。












