9月13日に東京・国立競技場で開幕する陸上の世界選手権でスペシャルアンバサダーを務める俳優の織田裕二(57)が、女子やり投げで昨夏のパリ五輪金メダルの北口榛花(27=JAL)に大きな期待を寄せた。

 織田は1997年アテネ大会から2022年オレゴン大会まで、25年間にわたって13大会連続で世界陸上のメインキャスターを担当。開幕まで1か月となった13日、都内で取材に応じ「各国の代表が決まりつつあるので、ドキドキしてきますね」と笑みを浮かべた。

 日本人の注目選手として、23年ブダペスト大会を制した北口を挙げた。「日本中みんなが期待していると思う。考えてみれば(世界選手権で)連覇した選手なんてほぼいない。それを日本人である彼女が、連覇に挑むのはすごいこと。本当に応援の力でもうあと5メートル、3メートル飛ばせてあげたい」と熱弁した。

 東京では1991年以来、34年ぶりの開催となる。スペシャルアンバサダーとして「この調子で東京と言ったら34年後、私は90(歳)を超えているので、テレビで見るのもつらいし生きているかもわからない。そのぐらい(今回の東京開催が)実は貴重なんですね。僕はこの東京で世界陸上が見られるのは、これが最後だと思っているぐらいなので、ぜひこの機会に生で、自分の目で観戦してほしい」とファンに呼びかけた。