陸上女子100メートル障害の中島ひとみ(長谷川体育施設)は〝若き心〟を胸に、己の走りを貫き通す。
7月にフィンランドで行われたレースで世界選手権(9月、東京)の参加標準記録(12秒73)を上回る12秒71をマーク。9日の実業団・学生対抗陸上競技大会(オールスターナイト陸上=レモンガススタジアム平塚)では、再び同タイムでゴールへ飛び込んで優勝した。好調をキープするハードラーは「また一つ殻を破れたいう気持ちと、もっともっと上を目指そうという気持ちがある」と笑みを浮かべた。
中学時代に日本一を経験するも、長期間にわたてタイトルから遠ざかった。それでも、30歳を迎えた今季は各大会で存在感を発揮。遅咲きの苦労人は「やっぱりここに来るまで本当に長かった。自分にしかできない価値というものをつくれていけたら。感謝の気持ちを持って走りたいというのが自分の中で一番大きい」と神妙に語った。
出場が有力視される世界選手権に向けては「挑戦者の気持ちとともに、戦いたいという気持ちを持ちながら、フレッシュな、ベテランのくせにな中学生のような気持ちで。いつも言っているけど、そういう気持ちで私らしく臨んでいきたい」とにっこり。残りの期間も自然体で準備を進めていく構えだ。












