陸上女子やり投げで2024年パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)の〝願い〟に、会場が温かい空気に包まれた。
23年世界選手権に続く頂点取りが期待される北口は、7日に都内で行われた25年世界選手権(9月、東京)代表会見に出席。「2年前に決まっていたけど、ブダペスト(23年世界選手権で)頑張った自分に感謝している」と笑いを誘った上で「自国開催の世界陸上は最初で最後。世界陸上で一番を取る喜びだったり、その良さは一番自分がわかっていると思う。また東京でみなさんの前で金メダルを取れるようにしっかり準備して臨みたい」と意気込んだ。
直近の日本選手権(4~6日)は右ひじ痛で欠場したが「帰国してからメディカルチェックを受けてすぐに治療できたので、痛み自体はなくなってきている」と回復ぶりをアピール。今後については「予定していた7月の試合はキャンセルして、9月に向けて徐々にリスタートしていければ。まだ投げる動作には入っていないけど、心拍数を上げるトレーニングや、課題だった下半身を中心にやっている」と展望を語った。
この日は七夕にちなんで、それぞれの選手が短冊に願いを記した。北口は「やりがまっすぐにとびますように」とつづり「やり投げ選手が願うことではないかもしれないが、本当に真っすぐ飛ばなくて悩んでいる。真っすぐ飛んでくれれば必ず記録も出る。できるように頑張りたい」と決意を述べた。
現状では8月末のダイヤモンドリーグで復帰予定の北口。焦らずに一歩ずつ金メダルへの階段を駆け上がる。












