第107回全国高校野球選手権大会第7日(12日)の第3試合は尽誠学園(香川)が大黒柱の広瀬(3年)の活躍で東大阪大柏原に3―0と快勝し、2002年以来、23年ぶりの夏勝利を上げた。
エース、4番、主将を務める広瀬が投打に躍動した。投げては108球で6安打、無四球の完封劇を演じ「日本一を掲げてやっているけど、まず1勝ということを昨日のミーティングで自分から伝えさせてもらって、それができてよかった。変化球を低めに投げることを意識した。甲子園はすごく人も入ってワクワクして楽しかった。守ってくれた仲間に感謝してます」と喜びを口にした。1点リードの6回には、二死満塁のチャンスで左前に2点適時打。自らのバットでリードを広げ「チャンスが回ってきたので返すだけ。次の打者につなげるというだけの意識で打席に立った」と淡々と振り返った。
2020年、無観客で行われた交流試合以来の校歌が流れ、西村監督も感無量の表情で「目標を達成するという思いが23年ぶりに届いた。アルプスと一緒に歌えたことがうれしい限り」と話し「エースが堂々と投げ切り、守備も守り切ってリズムを作ってくれたのが大きかった。ストライク先行でどんどん押して行ってナイスピッチングでした。(打撃も)気持ちで押し込んでくれて、あの2点がすごく大きかった」と頼もしいリーダーに目を細めた。












