GLEAT2冠王者の〝××スタイル〟こと中嶋勝彦(37)が、LIDET UWFのさらなる発展への意気込みを語り、エル・リンダマン(30)を迎えてのG―REX王座戦へ腕をぶした。

 LIDET UWF世界王者の中嶋は、9日の新木場大会でリンダマンを迎え、V5戦に臨んだ。試合は立ち上がりから緊張感に満ちた攻防となったが、最後は強烈なビンタでグラつかせてからチョークスリーパーで捕獲し、リンダマンからタップを奪って勝利した。

 盤石の試合運びで完勝の中嶋は「LIDET UWFは、今日から『LIDET UWF女子』も始まって、また新たに歩み始めた。俺が王者をしている以上、どんどんこのUWFを歴史とともに広げていきたいと思うので目を離さずにいてください」と力を込める。

「UWF」ながら、リンダマン(左)をコーナーに串刺しにする中嶋勝彦
「UWF」ながら、リンダマン(左)をコーナーに串刺しにする中嶋勝彦

 王者としてLIDET UWFをけん引する覚悟で、今後の防衛戦を「普段は見られない相手がいいなと思うし、そういったものもサプライズがあるといいよね。どうなってくるか、俺にもわからないよ。だけど、戦い続けていて発信していけば、敵は必ず目の前に現れると思ってるよ」と門戸を開放する考えを明かした。

 また、タッグパートナーでもあるリンダマンと対峙したことに「このタイミングで向き合えたことは、素直にうれしかったね。あいつの、隣にいたら分からない感情や思いを対面したことによって感じられた」とニヤリ。試合後、リンダマンから今度は10月9日の後楽園ホール大会でのG―REX王座挑戦を表明されたが「負けたのに挑戦表明してくる、その気持ちがいいね」と満足げだった。

 一方で、負けてなおタダで引き下がらなかったリンダマンは「あいつなら受けてくれると思ってた。10・9は楽しみにしとけ」としてやったり。今回はLIDET UWFルールでの敗戦だけに「リンダマンの強さをより表現できるのは、プロレスのルールだ」と胸を張る。そして「今日はリング上でコールも煽らなかったし、お客さんとコミュニケーションを取ることもなかった。後楽園では全部使って、会場の空気を全部持っていって中嶋勝彦に対応してやろうと思ってますよ」と自信をのぞかせた。