新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」1日高松大会のAブロック公式戦で、棚橋弘至(48)が上村優也(30)に4敗目を喫した。

 6月大阪城ホール大会でのシングル戦では丸め込みで勝利を収めた新世代戦士、にリベンジを許した。上村のダイビングボディーアタックをかわした棚橋はダルマ式ジャーマンで攻勢に出ると、裏スリングブレイドからスリングブレイドを発射。しかし、ハイフライアタックからのハイフライフローはかわされ、決定打は与えられない。

 上村のダイビングボディープレスで反撃を許すも、ダイビングボディーアタックは回避し、激しい打撃戦に。低空ドロップキックからのドラゴンスクリューは押さえ込まれた棚橋は、お返しとばかりにフランケンシュタイナーからの腕十字固めを押しつぶす。さらにドラゴンスープレックスをさく裂させて再び攻勢に出た。

上村優也(上)の猛攻に苦しんだ棚橋弘至
上村優也(上)の猛攻に苦しんだ棚橋弘至

 しかし、ヘッドバットから延髄蹴りを浴びてしまい、上村の必殺技カンヌキスープレックスを狙われる。両腕を捕らえられ、執念のヘッドバットを連発して脱出を試みたが、意地でもクラッチを離さなかった上村のカンヌキスープレックスで3カウントを奪われてしまった。

 来年1月4日東京ドームで引退を控える棚橋にとって、今大会は最後のG1だ。「俺を超えていく選手が、こんなにも同時に、こんなにたくさん…だから、俺は最後まであがくよ」と新世代の成長を認めつつ「なんていったって、泣いても笑っても、もう二度とG1クライマックスは出られないからね。生涯最後のG1クライマックス、最後まで諦めない。棚橋弘至、プロレスラーを最後まで見せるよ」と時折、声を詰まらせながらも完全燃焼を誓っていた。