MLBで今、最も苦しんでいるチームといえばロッキーズだ。米全国紙「USA TODAY」は27日(日本時間28日)時点で27勝78敗と大きく負け越す低迷球団の惨状を特集。「ホワイトソックスが2023年につくったMLBワースト記録の121敗を更新する可能性もある」とし、黒星におびえる終盤戦を「ペナントレースどころか、1敗もできないポストシーズンさながら」と論じている。
27日も敵地でオリオールに1―5で完敗。ナ・リーグ西地区で最下位を〝定位置〟とし、首位ドジャースとはすでに33・5ゲーム差だ。このままのペースでは、球団史上初の100敗どころか近年のMLBワーストの領域に足を踏み入れることになる。名三塁手ライアン・マクマホン内野手(30)をヤンキースへ放出し、7月31日(同8月1日)のトレードデッドラインを目前に主力の流出は避けられない見通しだ。
現場では選手たちが懸命に踏ん張っている。打線を引っ張るのはOPS.865を誇るミッキー・モニアック外野手(27)で、そして若手台頭にも期待がかかる。主将格のマクマホンを失った精神的ダメージは大きいとはいえ「このチームには未来がある」と語る選手も多く、現場の士気はかろうじて保たれている。
ローガン・シェーファー監督代行(38)も「正しい野球を続け、二度と同じ悲劇を繰り返さないように」と奮起を促しているが、今季は現時点でも奈落の底だ。ロッキーズが黒星地獄から這い上がれるのか――。その答えは残りの57試合にかかっている。












