ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が27日(日本時間28日)、継父が死去したことにより25日(同26日)のレッドソックス戦を欠場していたことを明らかにした。

 地元放送局「スポーツネットLA」などに対し、ベッツは「(継父は)小学4年生の頃からずっと一緒にいてくれた人。自分にとっても家族にとってもつらいことだったし、母や兄弟、姉妹のそばにいる必要があった。家族と一緒に時間を過ごした」と欠場理由を説明。最期の時を過ごすため、チームを離れてテネシー州ナッシュビルの自宅に戻っていたという。

 前日26日(同27日)の同戦は9回に代打で出場。見逃し三振に倒れたものの、この日からスタメン復帰し「1番・遊撃」で出場して4打数1安打、1打点、1四球をマークした。試合には3―4で敗れ、今季の通算成績も打率2割3分7厘、11本塁打、46打点と期待とはほど遠いが、米メディアは同情的でカムバックに賛辞を送っている。

 ベッツは今季開幕直前から胃腸炎を患い、体重が一時は10キロ以上も減少。東京ドームで行われた開幕シリーズを欠場し、ひと足早く帰国して体調の回復に努めた。ただ、本来の打撃を取り戻すことは難しく、今度は身内に不幸…。「ドジャースネイション」は「ベッツにとって、今年は信じられないほどの困難な年」と思いを寄せ、スペインの有力紙「マルカ」は「この悲しみは、彼のMLBのキャリアの中でも最も深刻な打撃不振の時期と重なった」としながら「ムーキーは大きな精神的な負担を抱えながらもチームのためにいる決意を固めて戻ってきた」と伝えた。

 レッドソックスとの3連戦には1勝2敗。さまざまな苦難が押し寄せるベッツは立ち直れるのか――。