快進撃の裏にウクライナ製の〝秘密兵器〟!? 阪神は27日のDeNA戦(甲子園)に7―1で快勝。連勝で貯金は今季最多の「20」に到達した。投打に安定している中でもチーム防御率は12球団ダントツの1・95。そんな最強投手陣を異色の「トゲトゲグッズ」が支えている。
両チーム無得点だった2回に相手の2失策もあり、攻撃陣が一気に5得点。序盤に挙げたリードを先発・高橋が6回途中6安打1失点の粘投で守り、その後のリリーフ陣は湯浅、及川雅貴投手(24)、ネルソン、桐敷の無失点リレーでつないだ。
そんな最強虎投手陣を支えるのは、〝ウクライナ製剣山グッズ〟だ。トゲトゲがついた「剣山ボール」をはじめ「剣山ローラー」「剣山マット」とまさに3種の神器。中でも及川はオールスターゲームにもボールを持参し〝剣山及川〟の異名をつけられたほどの愛用ぶりだ。左腕は「変なあだ名がついちゃいました」と苦笑いを浮かべながら「握って使うと血流が良くなって指先の感覚が良くなったり、筋肉とかもほぐれます」と効果を実感している。
そんなトゲトゲグッズを猛虎投手陣に広めたのは、先発ローテの一角を担う大竹耕太郎投手(30)だという。今では複数の選手やトレーナーが剣山ボールを所持し、及川も海外サイトから取り寄せて5月ごろに〝マイ剣山ボール〟をゲット。
特に及川が剣山効果を感じたのは、5月13日のDeNA戦(新潟)だ。延長10回に登板して無失点に抑えたが、ブルペンでは肩を複数回つくっていたという。
「腕を振ると、遠心力で血が指先にたまって腫れぼったくなってしまって。その時にボールを使ったら重たい感じが治りましたし、疲れも感じにくいと思います」
また、同じくブルペンを支える右腕・湯浅も剣山マットを使用し「(黄色靱帯骨化症のため)背中の手術をした傷跡が硬くなるから、剣山マットに乗せたりしてました」と明かした。
各球団の選手たちは自身のパフォーマンスを向上させるため、さまざまなアイテムを試している。そうした中でも猛虎に現れたトゲトゲアイテムは日本球界の中でも異色。2年ぶりのリーグ優勝へ、今後も虎投手陣を後押ししてくれそうだ。













