新日本プロレスのSTRONG女子王座を手にした女子プロレス「スターダム」のAZM(22)が、シングル王者たちに宣戦布告だ。

 24日の後楽園大会で身長181センチ、体重91キロの大怪獣ボジラを撃破しV1に成功した。5月に当時の王者メルセデス・モネに白川未奈との3WAYで挑戦。白川から勝利を奪い同王座を手にしたが、なかなか防衛戦が組まれず焦りを感じていたという。「モネから直接勝ったわけではなかったし、ベルトを持ってるだけって思われるのがすごく嫌だった。でも今日勝ってこのベルトの価値は上がったと思う。ボジラは3人分くらいの威力があるから、今日の勝利は実質V3です」と言い切った。

 今後の目標は上谷沙弥が保持するワールド王座、スターライト・キッドが保持するワンダー王座、そして外敵・Sareeeが保持するIWGP女子王座よりもSTRONG女子の価値を上げること。「このベルトはストロングってベルトに書いてある通り、これこそが一番強いベルトだと思うんです。なので、私なりの強さで赤、白、IWGPよりもこのベルトの価値を一番にしたい」

 王者それぞれに対しての思いも強い。クイーンズ・クエスト(QQ)時代行動をともにしていた上谷について「QQが終わってからずっとリングで向き合えずあいまいなまま。上谷には赤以上の価値があると思うし、最後にシングルしたのは上谷がデビューしたばっかりの時で負けてるはず。いまさらって思うかもしれないですけど、ちゃんとリング場で会話してみたい」と明かした。

 4月の横浜アリーナ大会で挑戦し敗れたキッドに対しては「1・4東京ドームのIWGP戦で岩谷麻優に負けた時は麻優さんへの憧れが強かったから、自分のいい所を必死に探してた。でもキッドに負けた時自分の悪いところと向き合って自分を見つめ直す機会をもらった。それがあったからこのベルトが取れたのでリベンジしたい」と語気を強める。

 そしてこれまで何度も挑戦し、いまだ戴冠できていないIWGP女子王座を保持するSareeeに対しては「スターダムをあんだけけなしてきたけど、ベルトを取れちゃう強さがあるのがすごく悔しい。今STRONGに集中したいからあんまりかかわってないですけど、強いて言うなら言葉選びが下手だなって思います。私にはSareeeさんのいいとこ見えてますよ」と呼びかけた。

 27日に大田区大会で開幕する真夏の祭典「5★STAR GP」では優勝しか見ていない。初戦ではデビュー戦で胸を貸した後輩でもある刀羅ナツコと対戦するAZMは「デビュー戦の面影なんて1ミリもないからほぼ初対戦みたいな感じなんですけど、今日倒したボジラよりは小さいんで怖くないです。初戦からナツコをぶっ飛ばして、優勝してやりますよ。去年は舞華に準々決勝で負けたので、今年は優勝して舞華に高いシャンパンをおごらせます!」と意気込んだ。

 高速爆弾娘が今夏の主役を奪う。