英ミュージシャンで伝説のメタルバンド「ブラック・サバス」のフロントマンだったオジー・オズボーンさんが22日、英国で死去した。76歳だった。オジーさんの公式X(旧ツイッター)で家族が発表した。〝メタルの帝王〟は、意外にもプロレス界と関わりが深かった。
ブラック・サバスの名曲「アイアン・マン」は、ロード・ウォリアーズ(アニマル&ホーク)の入場テーマとして使用されたことで、日本でも知られている。世界最大団体の米WWEでは、1986年4月の祭典「レッスルマニア2」に登場。タッグ王座戦に出場したブリティッシュ・ブルドックス(ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス)のセコンドに、ルー・アルパーノとともに就き、同郷ブルドックスのベルト奪取に貢献した。
WWEの公式ホームページによると、2000年代にも何度か登場し、最新シングル曲のパフォーマンスや、シャロン夫人とともにロウの特別ゲストホストとしても出演した。「オジーのような真の伝説的パフォーマーは、殿堂入りにふさわしい存在」とし、21年には何とWWE殿堂入りを果たしている。イヨ・スカイ、アスカらが出場した22年のPLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームズ」では、ブラック・サバスの「ウォー・ピッグス」がオープニングに使われ、オジーさん本人が動画でパフォーマンスを披露した。
40年の長きにわたって協力関係にあっただけに、WWEは「音楽界のアイコンであり、WWE殿堂入りを果たしたオジー・オズボーンが亡くなったことを知り、悲しんでいる」などと声明を発表。22日に放送された第3ブランド・NXTでも、オジーさんの訃報が伝えられた。
CCO(最高コンテンツ責任者)を務めるトリプルHは、自身のXに長文を投稿して追悼。若き日の自身との2ショットとともに「オジーは唯一無二だった。彼の音楽への情熱を俺はいつも尊敬していた。『パラノイド』の最初のリフを聞いた瞬間、それまで聞いたことのないサウンドに完全にはまった。俺の夢は現実となり、オジーはWWEに関わり、最終的に殿堂入りした」などとつづった。
英スコットランド出身の元世界王者ドリュー・マッキンタイアも「オジーは俺たちより長生きすると思ってた。長いドライブの旅を乗り切らせてくれてありがとう。闇の王子よ、安らかに眠れ」とXに記し、プロレス界にも功績を残した〝プリンス・オブ・ダークネス〟を悼んでいた。












