女子プロレス「スターダム」のワンダー王座を保持する〝欲深き白虎〟スターライト・キッドが、元王者・安納サオリ(34)に雪辱を果たした。
2024年2月に当時ワンダー王者だった安納に挑戦し、初シングルで惜敗。そして昨夏の「5★STAR GP」では15分時間切れ引き分け。2015年デビューの同期だが一度も直接勝利を奪ったことのない安納にキッドは熱烈ラブコールを送り、21日のシャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ大会で迎え撃った。
試合が始まると、いきなり黒虎脚殺(変型ストレッチマフラーホールド)を狙ったキッドだったが、安納に足4の字固めで絞り上げられ悶絶。お互いが右脚に集中攻撃を浴びせ、一進一退の攻防を展開した。
試合時間が15分を過ぎると、攻め合った右脚はダメージが大きく、ともに起き上がれない状態に。それでも先に起き上がった安納がジャーマンスープレックスからのポテリングを決めると、キッドも負けじと華麗なムーンサルトプレスを発射した。
これをカウント2で返されて焦った表情を浮かべた王者だったが、ストレッチマフラーホールドでとらえ、一気に攻め込む。最後は黒虎脚殺で腕と首をも締め上げてギブアップ奪い、5度目の防衛に成功した。
試合後、マイクを持ったキッドは「サオリ、私と本気で戦ってくれて、本気でこのベルトを取りに来てくれてうれしかった。今日勝ったのは私だけど、ずっとこれからもサオリのこと見続けてるから!」と白いバラを渡した。無言で受け取った安納に引き寄せられると耳元で何かをつぶやかれた。
安納を見送ったキッドは「直近で2度ワンダーを戴冠した安納サオリを現王者の私が倒しました。私は赤(ワールド)にも負けない白(ワンダー)を目指して、今もこれからもワンダーのチャンピオンであり続けます」と誓った。
最後には「ワンダーチャンピオン・SLKの防衛戦を、これからもお見逃しなく!」と絶叫し、リングを後にした。














