新日本プロレスのIWGP女子王者・Sareee(29)とGHC女子王者・彩羽匠(32)が、スターダムの極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」に属するワールド王者・上谷沙弥(28)&刀羅ナツコ(34)から白星を挙げた。

 自主興行第8弾「Sareee―ISM ChapterⅧ」(14日、東京・新宿フェイス)でSareeeはともにマーベラスのAAAWタッグ王座を保持する彩羽とのタッグで、メディアに引っ張りだこのヘイトと激突した。注目の一戦を見るべくファンが殺到し、チケットは前売り時点で完売。立ち見席が販売され599人の観客が押し寄せた。

 試合はヘイトに奇襲攻撃を仕掛けられスタート。場外乱闘で大暴れする上谷にテーブル上からプランチャをくらい、いきなり劣勢に追い込まれてしまった。さらに敵軍2人につかまったSareeeは、集中攻撃を浴びせられ、悶絶した。

 だが、刀羅に水を吹きかけられると、Sareeeが激怒。頭突きを何度も見舞うと、彩羽とともにクラッシュギャルズばりのダブル正拳突きからWサソリ固めを決め、会場を沸かせた。

テーブルからのボディーアタックを放つ上谷沙弥(上)
テーブルからのボディーアタックを放つ上谷沙弥(上)

 15分過ぎ、再びヘイトにつかまったSareeeは刀羅にデスバレーボムをくらい、上谷にスワンダイブ式ボディープレスを決められてピンチに。それでも渡辺のバット攻撃を刀羅に誤爆させると、一気に流れを奪う。最後は彩羽が刀羅にランニングスリーを決め、そのままSareeeの裏投げが炸裂。完璧な3カウントを奪った。

 試合後にマイクを持ったSareeeは「私たち完全勝利じゃないですか。ヘイトのツートップから勝ったのに、アンタたちあんまり悔しそうじゃないじゃん。負けたくせによ。てめえらにとって、負けはそんなに軽いもんなのかよ!」と吐き捨てると、ブチ切れたヘイトから襲撃された。

 するとSareeeのセコンドにいた叶ミクとChi Chiが奮起。Chi Chiから「お前らプロレスこんな感じなのに、テレビでかわいこぶっちゃって。嫌われる勇気のないやつがヒールなんかやってんじゃねえよ。そんなふうにやってるから、地上波出たって悪役ですって言われ続けるだよ。Sareeeさん、私と組んでアイツらやっちゃいたいです」とSareee、叶と組んで再戦を望まれた。

 2人の覚悟を感じたSareeeは「私は女子プロレス界の底上げをしていきたい。だからこそ今日一緒にやりたいって言ったこの2人と組んで、7月24日のスターダムの後楽園で、てめえらと再戦してやってもいいよ?」と提案。渡辺&小波とにらみ合ったSareeeがリングからヘイトを追い出し、試合が決定的になった。