アンゴラを訪問中のヘンリー王子がアフリカ最大の地雷原を歩き、28年前に母ダイアナ妃が行った慈善活動を再現した。英紙エクスプレスが16日、伝えた。

 ヘンリー王子は防護服を着用し、クイト・クアナバレにあるアフリカ最大の地雷原を訪れ、ダイアナ妃が地雷反対運動を展開してから28年が経った現在でも、同国が依然として直面している危険を目の当たりにし、爆発物に注意を促すしゃれこうべと骨が交差した標識の前を通り過ぎた。

 今回の訪問は〝和平交渉〟が行われたチャールズ国王との和解に関する憶測的報道に終止符を打ち、アンゴラ政府に残りの地雷除去のためのさらなる寄付を促すためだとされている。

 ヘンリー王子は紛争で残された地雷やその他の爆発装置の除去活動を行っている英国の国際慈善団体「ヘイロー・トラスト」を支援しており、同団体とともにアンゴラを訪問している。

 王子は、訓練を受けた専門家によって地雷が除去されるまで人々を地雷から守ることを目的とした同団体の地域支援プログラムの一環として、アフリカ最大の地雷原の近くに住む子供たちと会話を交わし、2002年に終結した内戦で残された殺傷装置を子どもたちが爆発させないよう、ポルトガル語で「止まって、戻って年長者に伝えなさい」などと訴えた。

 さらには「子どもたちが外で遊んだり学校へ歩いて行ったりするのに恐怖を感じながら暮らす必要は決してあってはならない」とメッセージを送った。

 ヘンリー王子はアンゴラのジョアン・ロウレンソ大統領、ヘイロー・トラストのジェームズ・コーワンCEOと会談し、政府と慈善団体の間の新たな3年間の契約について話し合った。王子は、アンゴラ政府が全国での地雷除去活動を支援するという新たな決意を歓迎したという。

 ヘンリー王子は17日にスピーチを行う予定とみられているが、同団体はヘンリー王子の承認を得て、英国メディアの出席を禁止している。