元埼玉県捜査一課警部補の佐々木成三氏が1日、「ひるおび」(TBS系)に出演した。

 番組では、北海道旭川市にある旭山動物園で妻の遺体を焼却するなどしたとして、同園勤務の市職員、鈴木達也容疑者(33)を死体損壊の疑いで逮捕したことを取り上げた。容疑者は任意の事情聴取に「焼却炉に妻の遺体を遺棄し数時間にわたって燃やした」と供述。また妻の殺害もほのめかしていた。道警が焼却炉を調べ、妻の遺体の一部が見つかったという。

 これまでの経緯は、妻の行方が分らなくなり4月23日に妻の関係者が警察に相談。3月30日に妻の姿は確認されており、4月1日から妻は会社を無断欠勤していた。同7日に異変を感じた近所の人が「母さん(妻)は?」と聞いたら鈴木容疑者は「東京に行った」と答えていたという。

 佐々木氏は「殺害行為が計画的なのか、衝動的なのか。死体遺棄においては計画的だと思う。車の用意とかをやってるんですけども。でも計画性に緻密さが見られない」と指摘。「奥さんがいなくなった後に、緻密な計画をしている者がいれば『東京に行った』という供述をすると嘘ってバレるんですよ。もう1つ、奥さんが会社を無断欠勤しているわけですから、緻密な計画があれば、会社に休むと伝えるとか。焼却炉を使った後の行動が稚拙なんですよ」とも指摘した。

 鈴木容疑者は「残らないように燃やし尽くしてやる」などと妻を脅迫していたとの報道もある。佐々木氏は「自分がどこに行ったかバレないようするという工作はまったく見受けられない。ご遺体を焼却するということだけを考えて行動していたような感じがします」と述べた。