ヘンリー王子が15日にアフリカ南西部のアンゴラをサプライズ訪問した。壊滅的な内戦で残された未処理の爆発性地雷への意識を高めることが目的だという。英紙デーリー・メールが15日、報じた。
ヘンリー王子は世界中の地雷を除去する活動を行う英国のNGO「ヘイロー・トラスト」の後援者を務めており、28年前には故ダイアナ妃もアンゴラを訪問している。王子は未処理の地雷への危険意識を高めるため、地雷原を歩く予定だという。メーガン妃が同行するのは危険すぎると判断して単独での訪問となった。
情報筋は「王子は安全上の懸念から妻がイギリスに行くことを許可しないので、妻がアンゴラに行き地雷の上を歩くことを許可する可能性はなかった」と語った。
夕方にルアンダ空港に到着したヘンリー王子は、ロウレンソ大統領と握手し、他の要人らと地雷除去活動の継続について話し合った。
アンゴラはアフリカ南西部、大西洋沿岸に位置しており、2002年まで27年間にわたる激しい内戦によって荒廃し、今も多くの地雷が田舎に埋もれている。
「地雷のない国」を作るという使命の一環として、ヘイロー・トラストは1994年以来、12万3000個以上の地雷を除去し、かつての戦争地帯を農地、国立公園、そして「安全な」村に変える活動を行っている。
ヘンリー王子が2019年に同団体の後援者に就任した際、アンゴラ政府は野生生物回廊を作り、保護区内の絶滅危惧種を保護するために4600万ポンド(約90億円)の寄付を約束し、王子は自ら地雷原を歩いている。
同国は2025年までにすべての地雷を除去するという目標を設定しており、ヘンリー王子は自身の出席によって目標達成に向けた取り組みが促進されることを期待していると言われている。












