セ2位の巨人は13日のDeNA戦(横浜)に3―4で逆転負け。首位を独走する阪神とは9・5ゲーム差となった。
2回に中山、丸、佐々木の適時打で3点をリードしたものの、先発した赤星が今季最短となる3回4失点でKO。試合後の阿部慎之助監督(46)は「2勝1敗で勝ち越したし。オールスター前の1週間、また切り替えて頑張りたいなと思います」と顔を上げた。
首位追走へ、球団は12日に育成選手だったチェコ出身のマレク・フルプ外野手(26)、この日は元DeNAの乙坂智外野手(31)と支配下契約を締結した。相次いで外野手を緊急補強した理由は何なのか。その背景には大きく2つの理由があるという。
まずは若手の競争激化だ。外野手のレギュラーで固定されているのはベテランの丸だけで、他の2人は流動的。チーム関係者は「(阿部監督は)競争の中で可能性を見極めながら起用している。今は若手にとってすごいやりがいを感じる選手も多いと思う」と打ち明けた。ただ、出場枠を巡る争いが激しいほどチーム力は向上する。だからこそ新たな風を吹かせる必要があったというわけだ。
もう一つは新助っ人の〝誤算〟だ。トレイ・キャベッジ外野手(28)は一時は4番も務めたが、スタメン出場した11日の同戦で体調不良を訴えたため5回で緊急交代。そのまま帰宅させる措置が取られ、別の関係者によると「軽い熱中症のような感じ。発熱もあったようだ」だという。日本列島は連日うだるような暑さに見舞われ、キャベッジの体も悲鳴を上げた可能性もある。
長丁場のシーズンをどう乗り越え、逆転でリーグ連覇を果たせるのか。新戦力を供給された阿部監督の手腕が試されている。












