二軍で再調整中の巨人・戸郷翔征投手(25)が12日のイースタンリーグ・日本ハム戦(G球場)に先発。2度目の二軍降格後初のマウンドで、3回40球を投げ、2安打無失点1奪三振だった。

 戸郷は初回二死から柴田に対し、この日最速の150キロ(場内表示)直球を投げ込むも右前打。続く有薗の打席では暴投も絡んで二死二塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。

 2回は先頭・梅林を左飛に打ち取ると、山口からは空振り三振を奪ってテンポよく三者凡退に。続く3回には淺間に右前打を許したものの、後続を抑えて無失点。当初予定されていた通り投球数を「50球」以内とし、3イニングで降板した。
 
 戸郷は「フォークの持ち方の手応えもありましたし、キャッチャーの喜多(隆介)さんも『いいボールがきてるんじゃない』って話してくれた。徐々にいいものが出せているのかなと思います」とここまでの調整の手応えを語った。

 一方で「まだダメなところもあった」と反省。「真っすぐの強さだったり、力を入れすぎるところもあった」と課題を口にし「直していきながら、一軍に戻れるように頑張りたいと思います」と決意した。

 桑田二軍監督は「順調に良くなってると思います」と右腕の内容を前向きに評すると「戸郷は真っすぐが原点。それを磨くことによって、彼の武器であるフォーク、変化球がより生きてくる」と〝復活へのカギ〟を示した。さらに「次は4回、5回とイニングを増やしていく作業ですね」と今後の方針を語り「彼の復活が1番の目標」と力を込めた。

 今季は長期的な成績不振に苦しんでいる背番号20。復活の光をたぐり寄せ、一刻も早く一軍に復帰できるか。