WWEで第3代女子US王者に輝いた〝美しき狂気〟ジュリアが、全方位に宣戦布告だ。

 6月27日(日本時間28日)のスマックダウン・サウジアラビア大会で、ゼリーナ・ベガを破りUS王座を戴冠。メインロースター昇格後、わずか6週間でメジャータイトル獲得に成功した。

 10日、オンラインでの合同インタビューに応じたジュリアは「当然の結果だと思ってます。『ジュリアのプロレス人生は展開が早い』ってよく言われるんですけど、それでこそジュリアだなって自分で思ってる。ベルトを取った時うれしいと同時にホッとしました」と語った。同王座は昨年11月に新設されたばかりだ。「まだそんなに色がついてないベルトだと思うので、ここからどう色をつけてこうかなっていうのを常に考えてます。どんどん防衛戦を組んでもらいたい」と要求した。

「ABEMA」で独占生中継される女子限定PLE「エボリューション」(13日=日本時間14日、ジョージア州アトランタ)でジュリアはバトルロイヤルに出場する。「聞いたところによると2、30人ぐらい出るみたいなので、インパクト残して、そこで次の防衛戦にふさわしいいい相手見つかるといいなって思ってます」と意気込む。既に前王者のゼリーナから再戦を望まれているが「ゼリーナからの目線や発言だったりは受け取ってますよ。あとは、みんなビビらず来い。WWEかかってこいよっていう感じですかね。自分はいつでも誰でも受けて立つんで」と目を光らせた。

 サウジアラビア遠征では6月に1年1か月ぶりに復帰を果たした〝明日の女帝〟アスカからアドバイスをもらう機会があったという。「日本って試合の中で負けた選手の方が輝いたりすることは結構ある。でもアスカさんと話して教えてもらったのは、『米国は勝った人に全部スポットが行く世界だから。勝つか負けるかで天地の差』。そのぐらい厳しい場所にいるんだなって」と明かしつつ、アスカの復帰を喜び「アスカさんがいたからWWE女子の道が開けて、今自分がここにいることに何かしらつながっている。なので、アスカ選手と戦うっていうのは1つの目標であり夢。復帰してくれたことはすごくうれしいですし、近いうち戦いたいなって思ってます」と闘志を燃やす。

 ジュリアは昨年9月にWWEへ移籍。今年1月に第3ブランド・NXTでNXT女子王座を手にすると、4月からはロウで女子世界王者のイヨ・スカイと対戦した。その勢いは止まらず5月にスマックダウンのメインロースターに電撃昇格。超スピード出世してきたジュリアはNXTとスマックダウンの違いについて「NXTはテレビのチャンネルを変えないように出来上がってるプロレスというか、とにかく次から次へと技を出して間を取る時間がない。逆にスマックダウンはゆっくり。日本で戦ってた時自分は割と間をとりながら試合するのが好きだったんですけど、ここでは間の取り方が違くてまだ勉強中です」と課題に感じている様子。その上で「トップ選手たちの試合を見ているとオーラで見せている。いつか自分もオーラで圧倒できるような存在になりたいなって思いました」と語った。