MLBは2日(日本時間3日)、オールスター戦(15日・アトランタ)の先発野手を決めるファン投票の最終結果を発表し、ア・リーグ二塁手部門でタイガースのクレイバー・トーレス内野手(28)が選ばれ、古巣のヤンキースファンが落胆している。

 トーレスは2018年のMLBデビューから昨季までヤンキースの正二塁手として活躍。昨オフFAになったが、打撃は現実ながら守備や走塁面で凡ミスをやらかすこともあり、ヤンキースは残留交渉に消極的だったと言われ、トーレスはタイガースと1500万ドルの単年契約を結び、ニューヨークと決別した。

 新天地でここまで74試合に出場し、打率2割7分9厘、9本塁打、43打点、出塁率3割8分6厘、長打率4割3分7厘をマーク。ア・リーグ中地区で2位のツインズに12・5ゲーム差をつけて独走するチームの原動力となっている。

 そんなトーレスの選出について米メディア「ファンサイデッド」は「昨シーズン終了後にブライアン・キャッシュマン(ヤンキースGM)にほぼ物理的に蹴り飛ばされたあの選手が…」と報道。

 さらに「ヤンキースが今シーズン、二塁手として起用した大半の選手よりもはるかに優れている。今、ファンはキャッシュマンがどうしてあんなにひどいミスを犯したのか不思議に思っている」と、SNS上にあふれるヤンキースファンの生の声も報じた。

「クレイバーが恋しい」「永遠に私の心の中のヤンキーだ」と逃した魚の大きさを嘆く声や「クレイバーを見ると気分が悪くなる」と拒絶反応を示す意見も…。同メディアは「ヤンキースファンは(トーレスを)失う前にあの活躍をもっと評価しておけばよかったと後悔している」とした。