元ドジャース、メッツで活躍し、野茂英雄氏の女房役として日本でもおなじみだった殿堂入り捕手のマイク・ピアザ氏(56)が〝野手登板〟に苦言を呈した。ピアザ氏は先ごろのX(旧ツイッター)で「本当に理解できない。メジャー、マイナー、ウインターリーグの20シーズン以上でプレーしてきたが、野手の投手と対戦したことは一度もない」と昨今の風潮を嘆いている。

 ドジャースでは大差をつけられた展開でキケ・ヘルナンデスやミゲル・ロハスがブルペン陣に代わって登板するのが恒例となっており、スタンドは盛り上がるが、失点を重ねるケースも目立つ。6月27日にはレイズの内野手のカバジェロがオリオールズ相手に登板し、投手の〝浪費〟を抑えて試合を終わらせている。

投手として登板するドジャースの野手キケ・ヘルナンデス
投手として登板するドジャースの野手キケ・ヘルナンデス

 レジェンド捕手はこれに我慢できす「ブルペンにはプライドのために、1イニングを投げ切れる投手たちがいつもいた。大差がつく試合は起こるものだけど、投手でない選手たちのあのゴミのような投球を見るのは本当につらい」と憤慨している。

 大谷翔平の二刀流や野手の投手転向とは違い、大勢が決した試合でブルペン陣の負担を避けるためだけの野手登板。確かにふがいない投球内容になるだけに、今後も物議を醸しそうだ。