DeNAが投打ともに崩壊寸前だ。29日の巨人戦(東京ドーム)は0―1で4連敗。先発したアンドレ・ジャクソン投手(29)が7回5安打1失点と力投したが、湿りっぱなしの打線は散発の4安打に終わった。

 三浦監督が「3試合で1点も取れていない」と嘆いた通り、31イニング連続無得点と深刻。「ヒットが出てないわけでも、四球が取れてないわけでもない。それなのに点が取れてない。特に先制点が取れていない。だから、投手も1点でも取られてはいけないと(苦しい投球になる)。もちろん得点を取ること(戦略)はいろいろ考えています。ただ、結果につながってないだけで」と悩ましげだった。

 そうした中、前日28日の同戦で6回途中5失点でKOされたトレバー・バウアー投手(34)がこの日、一軍登録を抹消された。三浦監督は「調子を上げるため。10日間は上がってこれない。今言えることはそれだけです」と説明。「来週も6試合ある。当然ファームから呼びますよ」と話しており、平良や小園、吉野が代役候補となりそうだ。

 もちろん、実績十分のバウアーが早期復帰できることに越したことはない。この日、今季3敗目(7勝)を喫したジャクソンは「今年のバウアーは結果を出せていないが、僕は全力で取り組んでいる姿をいつも見ている。彼はメディアのプレッシャーもきつい。そうした中でいつも頑張ってる彼を僕も応援しているよ」とエールを送った。

 一方でバウアーは中4日での登板に強いこだわりを見せてきた。まさにフル回転でイニング数を稼いできた半面、中6日が基本線となる他の先発投手陣の登板間隔に〝ズレ〟が生まれ、ジャクソンは中10日のマウンドだった。

 何はともあれ、投打がかみ合わなければ、安定して勝つことも難しくなる。ジャクソンが「1つ歯車がかみ合うことで、一気に変わってくるはず」と話したように、選手たちの思いは7月の反攻に結びつくか。