日本オリンピック委員会(JOC)の新会長に女性で初めて就任した参院議員の橋本聖子氏(60)が〝五輪の招致〟に意欲を見せた。

 26日に行われた評議員会と臨時理事会で大役に選出された橋本氏は同日に都内で会見に出席。札幌市は約10年間にわたって五輪・パラリンピックの招致を目指すも、失敗に終わった。それでも、五輪ムーブメントを広げていく上で「まずは東京五輪・パラリンピックのレガシーであると受け止めているのが、今年の世界陸上、デフリンピック。来年にはアジア大会が愛知・名古屋である。資材の高騰なとで計画通りになかなか進んでいないが、組織的に情報を伝えるパイプ役としてなっていかないといけない。JOCの役割としてはアジア大会を成功させるかどうかは大変重要な局面になる」とポイントを挙げた。

 そしてアジア大会を成功させることが将来的に五輪・パラリンピックの招致へ大きなプラスとなるとの見解だ。「開催能力が高いと認められれば次の五輪・パラリンピックの招致活動に弾みがつくのでは。(札幌五輪は)招致ができなかったが、改めて先を見てやるべきだったかもしれない。もう一度やりたいという声はあるので、それがムーブメントや新たな意識の向上になるのではあれば、再び招致をして、平和を伝えていくのが使命だと思う」と前向きに語った。

 東京五輪・パラリンピック以来の祭典実施へ、新リーダーは精力的に活動をしていく構えだ。