歌手・松山千春(69)のツアー最終公演が25日、北海道・札幌カナモトホール(札幌市民ホール)で開催された。昨年9月に狭心症の悪化による冠動脈バイパス手術を受けたことから、秋の全国ツアーを中止。4月18日の埼玉・和光市民文化センターから復活し、全国13都市を回った。

 1年ぶりの札幌での凱旋公演とあって、開演前から〝千春コール〟が響きわたる中、幕が上がると千春は弾き語りで登場。「おいで僕のそばに」「恋」の2曲を歌唱。「全国を回って1年ぶり、ようやく地元・札幌に戻ってきたので、久しぶりに『恋』を弾き語りで歌ってみた」とあいさつすると観客のボルテージは一気に最高潮に達した。

 復帰に際して「手術は11時間かかって、その後、7日間、ICUに入っていた」などと明かすと、「こうして元気に戻って来れたのも、みんなの応援のおかげ」と感謝した。

 さらに「これまで48年、歌ってくることができたのは、ラジオを聞いてくれた人、レコードを聴いてコンサートに来てくれた人、一人ひとりのおかげ。改めてありがとうと言いたい」と言うと「銀の雨」「ピエロ」を歌い上げた。 

 先日、国分太一のコンプライアンス問題が発覚しこの日、TOKIOは解散を発表した。千春は「国分太一はどうしちゃったんだろね。いつも見ていた奴が突然にいなくなっちゃうんだから。俺は、突然にいなくなるってことはないと思うけど、実は『ザ!鉄腕!DASH!!』は大好きな番組でな。要は裏番組にも面白いものがないから、飯を食いながらいつも見ていたんだ」と語った。

 千春節は絶好調で、自民党が国民に一律2万円を給付する政策については「そんなものは政治でもなんでもない」とした上で「本来なら、生活の厳しい家庭に手を差し伸べることが重要」と持論を述べていた。
 
 コンサートは2部構成で、新曲「君の明日」の「季節の中で」「大空と大地の中で」「長い夜」など全17曲を熱唱した。