巨人で監督などを務めた野球評論家・堀内恒夫氏(77)が25日に自身のブログを更新し、阿部慎之助監督(46)ら首脳陣による西舘勇陽投手(23)の起用法に疑問を呈した。
2023年のドラフト1位右腕は前日24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発。2回までに味方打線が挙げた3点のリードを守れず、3回までに同点に追いつかれ、5回に3点を勝ち越されて降板した。結果は4回2/3で98球を投げて9安打6失点。チームも交流戦最終戦を飾れず、西舘は今季初黒星を喫した。
堀内氏は「西舘はボールは速いが高い球が多い。球の力はあるけれど それが無くなれば浮いてきて抜ける。2回終わって50球に達した時に長くは無理だと思った」と評した。
ただ、投球内容以上に強調したのが西舘の起用法だ。2年目の今季は交流戦から先発として3試合マウンドに上がったが、それ以前の5試合はリリーフでの登板。ルーキーイヤーの昨季も登板した28試合のうち、8月下旬に1度だけ先発をこなしていた。
それだけに堀内氏は「同点になった時に思い切って代えても良かったんじゃないのかな」と降板させるタイミングの〝ズレ〟を指摘。「西舘は昨シーズンはリリーフ 今シーズンのスタートもリリーフだったでしょ。先発として育ててきてるわけじゃないから そこは頭に入れてやんなきゃ。最初はいいかもしれんけど そんなに続くもんじゃない。昨日はリリーフとして投げてきた弊害を感じたよ」と疑問を投げかけた。
もちろん、現場の首脳陣にもさまざまなチーム事情や考えがあっての起用に違いない。ドラフト1位指名で獲得した〝宝〟をどう育てていくのか。堀内氏は「進歩はしているし セ・リーグは今打つ方が弱いからなんとかなるかもしれん。でも、厳しいことを言えば今のボールじゃ先発は難しい。でも、先発を任せるのならそれなりに使ってやらないと中途半端になってしまう」と訴えていた。












