阪神・中野拓夢内野手(28)が、24日に甲子園室内練習場で行われた一軍全体練習に参加。打撃練習こそ行わなかったものの、ショートダッシュやキャッチボールで汗を流した。

 中野は22日のソフトバンク戦(甲子園)の6回の打席で、鷹番手・津森投手(27)から頭部に死球を受け、途中交代。その後、病院を受診し「頭部打撲」と診断されていた。

 この日の練習後「藤本コーチから軽め(の練習)と言われましたし、自分でも動きながら確認したいのもあったので。押したら痛みはありますが、普通に動いている分には問題ないので大丈夫です」と説明。翌25日の全体練習から通常メニューを行う予定だと明かした。

 また、この日の練習を見守った藤川球児監督(44)も「48時間たてば大丈夫ですからね。そのテストがあるのでそれを超えれば大丈夫です」とホッとした表情で話した。

 一方で、東北福祉大の後輩でもある津森からはメッセージで「すみませんでした。大学の先輩と対戦できるということで力が入りました」と謝罪が届いたという。中野は、「津森も当てたくてやったわけじゃないですし。真剣勝負の結果なので。自分が大丈夫という言葉をかければ、リーグ戦でも思い切って腕振って投げられると思うので、ケアの言葉も入れながら返事をしました」と後輩を思いやった。

 その上で、27日にはリーグ戦再開となるヤクルト戦(神宮)が控える。ここまで打率3割6厘とリーグ3位の成績をマークしているが、「自分の状態をもっと上げていくことも大事ですし。もう1度気を引き締めながら、一気にチームとしていい流れでいけるように調整したい」と言葉に力を込めた。