新日本プロレス21日の山形大会で、棚橋弘至(48)が本間朋晃(48)とのシングルマッチで勝利を飾った。

 来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋は「ファイナルロード」で所属選手たちとのシングルマッチを敢行している。この日の大会では山形出身の本間と激突。2014年7月以来、実に11年ぶりの一騎打ちに臨んだ。

 試合では、おそらく最後になるであろうシングル戦に燃える本間の猛攻にさらされた。雪崩式ブレーンバスターからこけしロケットを決められると、カミゴェ式こけしロケットで大ダメージを負う。それでも本間の代名詞・こけしだけはヒットを許さない。

 その後も本間は攻め手を緩めず、棚橋は強烈なラリアートから小こけしを浴びる。しかし、これをカウント2で返すと、こけし落としを阻止してドラゴン式張り手で反撃開始。ラリアートをかわしてのツイスト&シャウトからスリングブレイドをさく裂させる。最後はハイフライフローで圧殺してみせた。

ハイフライフローでトドメを刺した棚橋弘至(上)
ハイフライフローでトドメを刺した棚橋弘至(上)

 バックステージで棚橋がコメントしていると、本間が登場。「同い年として、棚橋弘至をずっとずっと追いかけてきました。でも、久々にシングルやって、まったくかなわなかったです。でも、白星つかなかったかもしれないですけど、俺は棚橋さん以上に記憶に残るレスラーになります。これからの新日本プロレス、任せてください。最後まで、1・4までかっこいい棚橋弘至でいてください」と魂のメッセージを送られた。

 握手とハグで健闘を称え合った棚橋は「こちらこそありがとうございました。今日に限って、何言ってるか分かるじゃん! ズルいな…」と涙声で本間の思いを受け取っていた。