またも株主の〝怒り〟を買ってしまうのか――。西武は19日、オンラインカジノ賭博の疑いで外崎修汰内野手(32)、柘植世那捕手(28)、長谷川信哉外野手(23)、児玉亮涼内野手(26)の4選手と男性職員1人が埼玉県警に書類送検された件を受け、球団としてのコメントを発表。「オンラインカジノの利用に関し、球団内で自主申告の呼びかけを行った結果、5名について埼玉県警にご相談しておりました。球団としてオンラインカジノが賭博に該当することを十分に周知できなかったことを深く反省しファンの皆さま、すべての関係者の皆さまに心よりお詫び申しあげます」とし、同県警と連絡を取りながら進めてきた経緯を説明しつつ謝罪した。
その上で「本人らは、興味本位で利用してしまったことを深く反省しており、球団が科した制裁金の支払いも異議なく受け入れております。球団としましてはこうした率直な申告に至った本人たちの真摯な姿勢も踏まえつつ、今後の当局の判断を注視しその結果をもとに適切な対応を行ってまいります」。すでに当該選手らは球団内での処分を受けているとした。
この日行われたDeNA戦(横浜)では外崎が「5番・三塁」で、長谷川は「3番・右翼」でそれぞれスタメン出場し、児玉も代走から途中出場。そして長谷川が6回に左翼へ決勝5号ソロをたたき込み、2―1の勝利に貢献した。ただ一方で、このタイミングでオンラインカジノ問題に関わった当該選手が公表された一件は、週明け24日に迫った西武ホールディングスの株主総会に少なからぬ影響を与えそうだ。
一昨年は当時主砲だった山川穂高内野手(33=現ソフトバンク)が知人女性への強制性交容疑で書類送検(その後不起訴処分)されたことを受け、株主から解雇提言が出されるなど紛糾。シーズン91敗を喫した昨年も、総会開催時点で借金25のパ・リーグ最下位、交流戦前に松井稼頭央前監督(49)の休養が発表されていたことを奥村剛球団社長(57)が「ご期待に添えず申し訳ない…」と株主へお詫びするなど、近年の株主総会で球団の芳しい話題はなかった。
一転し、西口文也監督(52)の体制になって生まれ変わった今季は19日時点で首位・日本ハムに2・5ゲーム差の3位につけ、ボロボロの最下位だった昨季からのV字Vも狙える好位置にいる。
しかし…。今回の一件で球団側の事業報告は、やはり株主へのお詫びから始めなければならない雲行きとなっている。












