交流戦で単独最下位に沈む巨人に球団OBで野球評論家の堀内恒夫(77)がカツを入れた。

 17日の日本ハム戦(東京ドーム)は先発した井上が2回に1イニング3被弾を浴びた。打線の反撃は増田陸の左前適時打による1点だけ。1―4で4連敗を喫した。

 堀内氏は18日に更新した公式ブログに3発で沈んだ井上について「ボールが軽い」とひと言。それ以上に5試合連続で3得点以下の打線に苦言を呈した。その引き合いに出したのが「3番・遊撃」で先発出場した2年目の泉口友汰内野手(26)だった。初回一死三塁の場面で初球を打って左翼への飛球を放ったが、三走の丸は生還できなかった。

 泉口に対しては開幕前から「まだちょっと荒削りなところがあるけれど『本物だ』」と評していたが、「いいものは持っている。その時の見立ては間違ってはいない。でも、やっぱり野球が荒いですよ。決して初球に打つことが悪いとは言わない。でも、今自分が求められていること それがわかる動きと結果が欲しい。ここで先制点が取れていたら流れが違ったはず」と指摘した。

 ただ、泉口のプレーはあくまでも一例。堀内氏は「これは泉口だけじゃない チーム全体でもっと『細かい』『緻密な』野球をやってもらいたい。それがドジャース戦法から脈々と受け継がれている巨人の野球なんだから」と呼びかけ「さぁ、何か釘を打たないと 歯止めをかけなきゃこのままズルズルと行ってしまいそうだぞ」と警鐘を鳴らした。

「細かい野球とは何か スタメンと打順がなかなか定まらず 選手の立場からすると難しいこともあるかもしれんが 任された場所で自分は何をすべきなのか各々が再確認してほしい 頼みましたよ!!!」

 交流戦3勝8敗1分けで、今季通算でも借金1と苦戦続きの巨人は息を吹き返せるのか――。