「脳振とう特例」で登録を抹消中の阪神・石井大智投手が17日に、戦線離脱後初めて兵庫・尼崎市内のファーム施設に姿を現し、室内練習場で汗を流した。
練習終了後、報道陣の取材に応じた石井は「日常生活は普通に送れている状態。ファンの皆様にすごくご心配をおかけしましたし、チームの力にもなれていない。しっかり自分の状態を戻せるように今は日々を過ごしている」と語った。
この日は「ウォーキングとバイク、有酸素運動などをこなしながら可動域を広げるトレーニング、ストレッチなど」の軽いメニュー消化にとどめた。「本当にその場その場というか、動いてみて次の日の状態を確認をしながら進めていく状態。今後いつ復帰できるかは全く分からない。でも、焦らずしっかり頑張りたい」と右腕は説明した。
6日のオリックス戦(甲子園)の9回に、広岡の放った強烈なピッチャー返しが側頭部に直撃。担架で病院へ搬送された後は「トレーナーとドクターの指示を受けながら1週間は、自宅で静養していた」。当初は吐き気などの症状にも悩まされていたと明かした。
静養中は、同僚のブルペン組を中心に、多くのチームメートから激励のメッセージがLINEなどで届いた。チームの垣根を越えて、DeNAのバウアーもXで石井を気遣うポストを投稿し、話題となった。
「(バウアーのポストも)人づてで聞きました。元気な姿を見せることで心配してくださってる選手たちにもいい報告ができると思う」と語った石井は「投げることが仕事なので。そこへ向けて」と静かに前を向いた。












