F1カナダ・グランプリ(GP)決勝が15日(日本時間16日)に行われ、レッドブルの角田裕毅(25)が最後尾スタートから驚異のごぼう抜きを披露したが、入賞まであと一歩届かず12位だった。
角田はフリー走行3回目(FP3)でのペナルティーにより、10グリッド降格の厳罰となり最後尾に。2台がピットレーンスタートを選んだため、18番手からレースを開始した。
ペナルティーを巡る不可解裁定が物議を醸す中でのスタートとなったが、角田は決勝に向けてしっかりと気持ちを切り替えていた。スタート直後にランス・ストロール(アストンマーティン)を抜くと、ハードタイヤの選択が功を奏して着実に周回を重ねながら順位を上げていく。
そして22周目には、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)を豪快にオーバーテイクして、ついに入賞圏内の10番手まで押し上げることに成功した。
そして中盤には、得意のタイヤマネジメント技術をいかんなく発揮して周回を稼ぎ、1ストップ作戦をスムーズに遂行。ただ、その後はペースが思うように伸びず、ピットインのタイミングもライバルと比べて微妙で順位を下げる。
最後まで角田は執念の走りを見せたが、入賞には届かず12位にとどまった。
角田は戦略次第でさらに上位も狙えた展開だっただけに、ファンからはSNS上で「角田はぱっとしないし謎タイヤ戦略」「相変わらず角田さんチーム感」「戦略大失敗?」などとチームの判断を疑問視する声が相次いでいる。
更迭論が高まる中での一戦は、雑音を吹き飛ばすほどの快走とはいかなかった。













