〝サトテル操縦法〟の正解は…。セ首位・阪神が15日の楽天戦(楽天モバイル)で延長12回に2―3でサヨナラ負け。2カード連続で3タテを食らい、悪夢の6連敗を喫した。
この日は佐藤輝明内野手(26)の〝拙走〟で反撃ムードが一気にしぼんだ。同点の延長11回に相手6番手・江原が投じた153キロ直球を捉えた打球は中堅への大飛球。あと少しで本塁打という当たりだったが、柵越えとはならずフェンスに直撃した。
だが、打った瞬間の佐藤輝はバットを持ったまま〝確信歩き〟。一塁でまさかのストップとなり、得点も挙げられず試合後は「明日またしっかり休んで頑張っていきたいと思います」と反省を示して球場を後にした。藤川球児監督(44)は「明後日からそういうものがない姿でチームとして臨む。そこは自分の責任として、火曜日からやらなければと思っています」と責任を背負った。
虎将は12日の西武戦(ベルーナ)で佐藤輝が3点ビハインドの8回一死満塁で犯した走塁死にも「ファンの前で精いっぱいやろうとした結果。いろいろ言っても一緒ですから、また明日ですね」とひと言。批判することなくかばった。
その一方、テレビ解説のため球場を訪れていた前監督・岡田彰布オーナー付顧問(67)は「そら、流れ変えたやんか。(楽天に)点入ってるやんか。慢心? そういうことやんか。論外やろ、そんなんオマエ、打ったらバット放って一塁走る、当たり前やんか」とバッサリ。監督を務めていた2023、24年と同様に厳しい口調で苦言を呈した。
叱る旧指揮官と叱らない新指揮官――。大きな違いが浮き彫りになった形だが、今季の佐藤輝はリーグトップの18本塁打。46打点は同僚の森下に次ぐ2位の成績だ。ノビノビとプレーさせる藤川監督の〝コントロール術〟は今後どう作用していくのか。













