ソフトバンクの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO=49)が12日、台湾プロ野球(CPBL)の味全ドラゴンズ―富邦ガーディアンズ(台北ドーム)の一戦を視察した。この日は味全の最速158キロ右腕・徐若熙投手(24)が先発登板。永井智浩編成育成本部長、藤本博史特別アドバイザーらとともに熱視線を送る中、徐若熙は9回途中まで無四球、11奪三振、2失点(自責0)の好投を見せた。
徐若熙は今季中に海外移籍資格を取得予定で、シーズン終了後のポスティング申請が確実な世界的プロスペクト。「台湾の佐々木朗希(ドジャース)」の異名を取る剛腕を巡っては米国内、中南米市場の有望株が枯渇している近年の事情も相まって、この日もメジャー10球団以上が視察した。かねてソフトバンクは徐若熙のメジャー志向の有無などを含めて動向を注視。今回は親日家の多い台湾で「メジャー捕手」として抜群の認知度を誇る城島CBOが要職について初の視察となる「徐若熙詣で」で誠意を示した形だ。
この日台湾入りした城島CBOは、CPBLの他に台湾高校球界で最高峰の大会とされる「玉山カップ」を今後視察予定。U18台湾代表候補らをチェックするとみられる。ソフトバンクは昨オフに張峻瑋投手(19)と育成契約。とりわけ有能な投手が多い「台湾ルート」開拓に力を入れている。渡台前は「飲茶(ヤムチャ)を食いにいくだけですよ」と冗談を言いつつ、台湾視察に腕をぶしていた城島CBO。編成トップとして精力的な動きを見せた。












