ドジャース・大谷翔平投手(30)の投手復帰がいよいよ迫ってきた。大谷は10日(日本時間11日)にライブBP登板し、3回想定でマイナーの打者延べ11人に安打性の打球を許さず、6奪三振1四球と上々の内容。球速は96マイル(約154キロ)を計測した。
2023年9月の右ヒジ手術後3度目の実戦で順調な仕上がり具合を披露した二刀流について、デーブ・ロバーツ監督は「オールスター前復帰の可能性もゼロではない」と投手復帰が早まる可能性も示唆した。
そんな中、米メディア「ファンサイデッド」は11日(日本時間12日)、「スター選手の大谷の復帰が迫る中、苦境に立たされる投手は?」という記事を掲載。「大谷がマウンドに復帰したことでドジャースは今後数週間で数人の選手が危機に迫られることになる。必ずしも彼らを解雇するわけではないが、大谷が復帰した暁にはロサンゼルスは大きな決断を強いられる」と、大谷の投手復帰のあおりを受けチームから見切りをつけられる可能性の高い3選手を公表した。
真っ先に名前が挙がったのは左腕ジャスティン・ロブレスキー投手(24)だ。最速158キロを誇る有望株で、カブスとのMLB開幕戦前に行った巨人とのエキシビションマッチ(3月15日=東京ドーム)に先発し、2回無安打無失点の快投を披露したが、今季は3試合に登板(2先発)して1勝2敗、防御率7・20と苦戦している。
同メディアは「最も簡単に挙げられるのは若き左腕・ロブレスキーだ。正直なところメジャーでプレーしているのは先発陣の負傷が原因といえる。大谷が復帰すればもはやメジャーリーグはこの左腕投手を必要としなくなる」と指摘した。
続いて名指ししたのは負傷者リスト(IL)入りしているトニー・ゴンソリン投手(31)。今季は7試合に先発し3勝2敗、防御率5・00と先発としての立場は依然として微妙で、たびたびトレード候補として名前が挙がっている。
「ドジャースはゴンソリンをブルペンに回すかもしれないが、投手陣が健康を取り戻せば彼をトレードする可能性がある。大谷の復帰はゴンソリンを今シーズン中に放出するための第一歩となる可能性がある」と報じた。
3人目は右ヒジ手術や食道破裂で選手生命の危機に陥りながらも4月に約2年ぶりにマウンド復帰したダスティン・メイ投手(27)。復帰後は12試合に先発し、3勝4敗、防御率4・46だが「メイはゴンソリンと似た状況にあるが、メイはゴンソリンよりも健康状態がよく、投球内容もやや優れている。ゴンソリンよりもメイをリリーフに転向させる可能性のほうがはるかに高い」とゴンソリンよりは〝安全〟だという。
ドジャース投手陣は今季最大で14人がIL入りしていたが、現在は8人まで減少。大谷も含めて主力が続々と復帰を果たせば、そのぶんはじき出される選手が出てくる。今後はさらに熾烈な生き残り合戦が繰り広げられそうだ。












